参加された方の感想

体験された方の感想を紹介します。
あくまでも個人の印象なので、参加される場合の参考になさってください。

女性 30代

対面式でないということは、自力で記憶と向き合うこととなるわけですが、個人差はあると思いますが、私は、自分のペースで、自分の思い出せる範囲で行える筆記プログラムはとても有意義だったと思っています。

対面式では、やはり、相手の反応も気になり、本来、話さなければならないことも、話さずに終わってしまうこともあるような気がします。
しかし、一人で決められた時間で書く、ということは、自分でその時の状況に浸りきることができるので、感情がストレートに出るような気がします。ほかの方々には笑って話していることも、書いているときは涙が止まらなくなったり、ひどく疲れたりもしました。

プログラムを進めていくうちに、号泣することがなくなったり、見る夢に変化がなくなったりということはありました。いつもなら、違うきっかけで泣き出しても、その人のいないことに対する悲しみにかわっていっていたものが、歌やドラマに感動して泣く。というものに変化したように感じました。感情が出やすくなったのか涙もろくなったような気もします。
自責感というものはとりきれてはいませんが、大事な人の死を受け入れることが少しできたような気がします。
プログラムが終わってからは、やはり、どっと疲れが出たのか、ひたすら眠りました。
私としては、返信の中で、アドバイスをいただいたことはとても助かりました。

私は、このプログラムに参加させていただいたことはとてもよかったと感じています。
私の経験が今後の人たちのお役にたてれば幸いです。

女性 20代

筆記を行う事で、亡くなった家族のことをだいぶ楽に思い出すことができるようになりました。今までは亡くなった家族(との思い出)は何が何だかわからないけど、辛い事、辛いから思い出せないし、直視できないけど、いつも頭から離れないという感じでした。今回筆記をしていく中で、自分の考えや記憶を整理して、少し冷静になってみる事、考えることができるようになったかと思います。亡くなった家族との思い出に関して思い出す事を避けていたのですが、昔あんなこともあったなと色々思い出す事が出来て、もちろん悲しかったのですが、良かったです。本当に忘れていた事が沢山あったので、今回色々思い出せたことは本当に良かったかなと思います。今の自分の状況を受け入れたうえで、もっと自分を大切にしていきたい、今の自分ができることをしていきたいと少し思えたことも大きかったなと思います。

返信をいただいて書きやすかったです。丁寧な返信のおかげで書くモチベーションを維持することができました。私がどんなことを書いても肯定的に受けとめてくださって感謝しています。途中で、何も思い浮かばなかったところがあったのですが、アドバイスをいただきながら書く事でうまく書きあげることができたなと思う部分がありました。

人とあって話す方が安心感みたいなのがあるので好きですが、カウンセリングだと対面すると、自分の発言に相手がどんな反応をするか、顔色や声のトーンをうかがってしまって逆に負担になることもあるので、そういった点では、文面でのやりとりは少し味気ない気もしましたが気楽でよかったです。

全体を通してすごく私の正直な気持ちを吐き出すことができて、本当に感謝しています。

女性 40代

筆記を行うことで自分の考えや出来事を初めて客観的に見てみたり考えたりしました。以前は亡くなった人のことばかり考えていて夢の中でも会いたいので夢を見るように望んでいましたが全く夢に出てこなかったのですが最近、夢に出てくるようになりました。

最初は文面だけでカウンセリングになるのか不安でしたが返信や電話で話したことで進めやすく思えました。書く内容の例題がもしなかったら四苦八苦していたと思います。質問紙の質問で答えに戸惑うものはありました。なのでどっちの答えにすればいいか悩むことも多かったです。最初の頃の課題は自分が経験したことや日頃の思いを書く内容だったので苦労はなかったのですが友達や家族に宛てた手紙はすごく難しかったです。でも間での返信で気持ちが伝わっていたりとか取り組んだ姿勢を褒めて下さったことで次に取り組むことが出来たと思います。有難うございました。

女性 50代

プログラムを受けようと思ったのは、辛くて悲しい気持ちを何とかしたかったからです。最愛の家族を喪った悲嘆を、ただやり過ごすだけにしたくない、丁寧に扱いたいと思いました。筆記の期間中は、充実していたと感じます。悲しく辛い気持ちを誰かに聞いてもらえたのも慰められました。

プログラムに参加する前は、罪悪感、自責、後悔の念が消えず、考えは堂々巡りで、前向きな気持ちなどにはとてもなれませんでした。前半の課題はきつく、その期間は悲嘆も強まりました。中盤以降、それらの感情が整理されてきた感じはありました。

参加する以前と比べると、気持ちを整理できた部分はあります。プログラムのおかげだけではなく、時が経過したことも手伝ったのでしょう。「気持ちの整理」とはつまるところ、私の場合は「諦め」かな、と思います。とは言っても諦めが完全についたわけではなく、今でも過去のことを振り返り、悔やんだり泣いたりすることはあります。空しさや人生への希望のなさも感じます。ただ、その後に「それでもやはり生きていく」と自分自身に言うことができるようになりました。

最後の課題を終えた後もしばらく、毎日亡くなった人のことを考え、悲しい気持ちもありましたが、今は比較的楽になっています。毎日が慌ただしいせいで思い出す時間が少なくなっているのでしょう。今後、何かのきっかけでまた落ち込むことがあるのか、それとも、時と共に軽減されていくのか、よくわかりませんが。以前は悲しいばかりでしたが、今は少し見方が広がったと感じています。

文面だけのやり取りは私に合っていたと思います。とても取り組みやすかったです。対面だと、緊張する、相手の反応や時間が気になる等で、気持ちを上手く表現できなかったと思います。文章に表現することで、自分の気持ちと感情に集中することができました。 また、担当者からの返信があることで、「ひとりではない」と思えて心強く、支えられている感じがありました。慰められ励まされました。 グリーフケアの本や体験記を読むことで、慰められたり励まされたりしました。インスパイアされることもありました。それでも、それらはある意味「受け身」の体験だったのかもしれません。このプログラムで、自ら考えて、絞り出して、文字にしたことに意味があったのかなと思います。結局「能動的」にグリーフケアを実行する機会が与えられたのですね。

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